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日本の庭

造園の種類 カースペース・駐車場

カースペース最近の住宅では、家の設計にあたって、駐車スペースを考慮しないわけにはいきません。改築するばあいには、いままでの不便さを解決するように、設計者と十分に相談してください。
敷地内のどこに駐車場を設けるかを考えるときに、その土地の条件によって、道路が南側か北側かによって、ゾーニング、すなわち動線計画をたてなければなりません。玄関から駐車場までの位置と使い勝手、それを計算に入れた建築計画を十分に検討してください。

和風のカースペース

和風の意匠を損なわないために、できれば玄関周辺は避けたい
和風建築にカースペースをマッチさせるのはなかなか難しいことです。敷地や費用が十分にあるばあいは技術的に問題ないのですが、一般的にはつくり手がたいへん苦労しているようです。和風建築の見せ場を損なわないためにも、玄関の周辺はできるだけ異質のものは配置したくないのです。また、市販の建材や素材は洋風志向のものが多いので、床の仕上げ、扉、屋根などは建築にマッチするものをつくり出し、和風の意匠に変えてゆかなければなりません。内部が和洋折衷なのだから外も折衷でよさそうなものですが、つくり手としてはこだわってしまうのです。

 

轍の部分は木曽石敷き。アプローチも兼ね、車がないときのために下草を植えて景観をつくってある。 門は車庫入口も兼ねている。全体の線がスッキリとして品のよい、完成度の高い作品。
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洋風のカースペース

使い勝手と品のよさ、住む人のセンスが感じられるデザインを
洋風建築のばあいには、カースペースは比較的にデザインできます。苦労するのは敷地の確保です。いまや車は一家に2台の時代になりましたが、日本の住宅事情は苦しくなるばかり。車のために貴重な敷地をつぶさなければならないのは辛いことです。敷地さえ確保できれば、使用する扉、カーポート類は種類が豊富ですし、床の仕上げも和風のときと比較すれば素材は豊富ですから自由なデザインが可能です。しかし、たいせつなことは使い勝手のよさと品のよさです。住む人のセンスが感じられる組み合わせを選んで欲しいものです。

 

門扉、フェンス、引戸と同じデザインの特注品で統一。引戸は道路側に出し場所を節約。 人工地盤の下をカースペースに利用。張り出しのぐあいも門とバランスがとれている。
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一級造園技能士。日本庭園協会理事、日本庭園研究会理事、日本造園学会会員
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